ウォーク途中に出会った植物たちの花や実です。ソシンロウバイ(素心蝋梅)。ロウバイ科ロウバイ属の落葉樹。花の少ない新春に見ると心が温まるような気がします。ロウバイは花被片の内側に赤い模様がありますが、こちらは花被片すべてが黄一色です。
日当りの良し悪しで開花状況が大きく違ってきます。ここでは八分咲き状態でした。ニホンスイセン(日本水仙)。ヒガンバナ科スイセン属の多年草。世界のスイセンの原種は約50種で、殆どが地中海から中近東にかけてですが、本種は珍しくアジア産で、日本と中国が原産地です。ただ日本産のものは、もとをただせば、中国南部から黒潮に乗って日本に漂着し、自生したものだそうです。伊豆・下田、淡路島および越前海岸が日本での三大自生地として有名です。ビワ(枇杷)。バラ科ビワ属の常緑樹。花期は11-2月、花弁5枚の白い地味な花を咲かせます。ツバキ(椿)。山で見かけたのでヤブツバキと思って近寄ってみたら八重咲きだったので違いました。椿は種類が多いので品種名は分かりません。
ツルウメモドキ(蔓梅擬き)の実。ニシキギ科ツルウメモドキの落葉樹。果実は晩秋から冬にかけて黄色く熟し、熟すと3つに割れて、中から橙色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。
ツルウメモドキ(蔓梅擬き)の実。ニシキギ科ツルウメモドキの落葉樹。果実は晩秋から冬にかけて黄色く熟し、熟すと3つに割れて、中から橙色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。
サネカズラ(実葛)の実 が、まだ残っていました。マツブサ科サネカズラ属のツル性常緑樹。
タラヨウ(多羅葉)の実。モチノキ科モチノキ属の常緑樹。ハガキ(葉書き)の木として知られていますが、雌雄異株で晩秋から冬にかけて真っ赤な小さな実が沢山見られます。
タラヨウ(多羅葉)の実。モチノキ科モチノキ属の常緑樹。ハガキ(葉書き)の木として知られていますが、雌雄異株で晩秋から冬にかけて真っ赤な小さな実が沢山見られます。
ニホンタチバナ(日本橘)の実。ヤマトタチバナ(大和橘)とも云います。ミカン科ミカン属の常緑樹で、実の大きさは直径3cm程度です。今年の冬はウォーク各地でよく見かけました。増殖活動が実ってきたようです。
コメント
コメント一覧 (10)
庭のがロウバイと確認しました。
柑橘類はさっぱりわかりません。種類が多いですね。
コメント有難うございます。
貴地でもロウバイが咲きだしていましたね。花の少ない時期の、早春の花としてはやはり取り上げてみたい花ですね。
ロウバイの写真はアップのものがなかったので、ソシンロウバイだけにしました。
コメント有難うございます。
タラヨウは雌雄異株なので、実が見られる確率は五分五分ですね。野生のものらしきタラヨウは一度見ただけで、殆どが植栽ものです。これな東大寺・二月堂近くの大木ですが、奈良の寺院にはタラヨウが良く植えられています。
柑橘類は私もわかりません。ただ一番小さいのはキンカン、その次に小さいのがニホンタチバナとカラタチ(カラタチバナ)なので、これらは覚えやすいです。
趣味で珍しい樹木の葉をコピーしたり押し花にしています。タラヨウの葉を欲しいのですが
見つけることが出来ていません。可能ならいつでも結構です1枚お願いできませんでしょうか?
コメント有難うございます。
ロウバイの時期になりましたね。庭木に植えておられる家も多いので、あちこちで見かけるようになりました。時々マンゲツロウバイもあるのですが、今年はまだ出会っていません。ツルウメモドキやサネカズラも、もう殆ど見られなくなりました。太陽の余り当らない場所に残っていました。
コメント有難うございます。
これからは大阪城公園の梅林ウォーク企画が、いろいろ出てきますね。大阪城は好きですので過去に2回ほど見に行きました。
1月末の「奈良大立山まつり」に、2月の節分祭に、奈良へ行きますので、タラヨウの葉を入手しておきます。時間がたつと変色してしまうかもしれませんが、よろしいですか。
枯れたために香りが良くなるものもありますし幼木と成長した木で全然違う葉になるものや葉脈の伸び方とか姿かたちが美しいものとか 特にオオイタヤメイゲツの葉は大好きです。イタヤカエデは三山ひろしのけん玉で有名になりました。
差し支えのないハイキングに誘ってください
返信有難うございます。
葉に興味がおありとは、これは植物通(つう)の証拠ですね。オオイタヤメイゲツは大台ケ原でよく見ました。紅葉が素敵ですね。
水登会の予定があれば、タラヨウの葉も、出来るだけその直前に収集します。