身体のあちこちに支障をきたしている私は、スプリング・エフェメラルの時期と云うのに、思い切って山に行けないのが残念です。近郊の里山では見られる山野草も限られています。公園や民家などで出会った園芸植物たちです。
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フクジュソウ(福寿草)
春を告げる花の代表で、全国の山林に生育しますが、江戸時代から多数の園芸品種も作られている古典園芸植物でもあります。栽培も比較的容易なようで、山林よりも日が良く当たる庭地は生息環境も良くて、美しい花を咲かせているのを見かけます。
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パラボラアンテナのようなお椀型の花は、日射しを花の中心部に集めて空気を温め、受粉をしてくれる虫を誘ったり、虫の動きを活発にする役割があるのではないかと云われています。
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奈良県立馬見丘陵公園へ行った際に出会ったクレマチス。今頃咲くなんて?と写真だけ撮って、帰宅して調べてみたら、クレマチス・アンスンエンシス と云う 常緑性の冬咲きクレマチス でした。ツルを 2-3m 伸ばし、葉腋に、2-3cm ほどの花を、ベルのように下向きに数輪咲かせます。その花姿と冬に咲くところから「ウインター・ベル」の名前で流通していることもあります。
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花びらは4枚で肉厚、花色は白、葉はやや先端が尖った卵形で、皮のような質感があります。
sinensis
プリムラ・シネンシス・スタラータ。単に「シネンシス」とか、流通和名の「雪桜」などと呼ばれています。
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ギョリュウバイ(
檉柳梅)。ニュージーランドとオーストラリア南東部を原産地とする常緑低木です。
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オウバイ(黄梅)。中国原産のツル性落葉樹。中国名は「迎春花」、英名は「ウィンター・ジャスミン」。どちらも早春にいち早く咲くことからきています。
Euryops
ユリオプス・デージー
南アフリカ原産の常緑低木です。草のようですが、年を経るほどに茎は太くなって表面がごつごつした樹木らしい姿になります。
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ジンチョウゲ(
沈丁花)原産地は中国で、室町時代に日本に渡ってきたそうです。甘い香りが春を知らせてくれます。
・おまけ
: 我が家で咲いている庭の花

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クリスマス・ローズ。狭義的にはクリスマス・ローズとは「ヘレボルス・ニゲル」と云う品種だけを指すのですが、日本では
ヘレボルス属20種をまとめてクリスマスローズと呼んでいます。欧米では「ヘレボルス」と云う呼び方が一般的な名前で、クリスマスの頃に咲きますので「クリスマス・ローズ」とも呼ばれますが、日本では気候が違いますので、早春の頃に開花します。
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ヒメリュウキンカ(姫立金花)。イギリス原産の花で、日本在来種のリュウキンカに似ているので、ヒメリュウキンカと名付けられました。小さいから「ヒメ」ではなくて、美しいから「ヒメ」となったようで、在来種のリュウキンカよりも花は大きいです。庭や畑地などで生息しますが、在来種のリュウキンカは渓流や沼地など水に浸かった所に生息します。逆にヒメリュウキンカは水に浸かった状態では生息できませんので、育っている場所で見分けられます。在来種のリュウキンカは → こちら