春の蝶たち(その3)と、その他の昆虫です。
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ゴイシシジミ(
碁石小灰蝶)。シジミチョウ科ゴイシシジミ属の蝶の一種。全国の山野の林や笹薮などに生息します。これは、笹の葉に付くアブラムシの群れの中へ産卵に来たゴイシシジミで、生駒山系を散策中に出会ったものです。
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幼虫は日本の蝶の中では、唯一の完全肉食性で、メダケ・クマザサなどのタケ科植物につくアブラムシ類を捕食して成長します。成虫もまた、アブラムシの分泌液を吸汁するため、アブラムシの存在が必要不可欠です。笹の葉の裏側にいるアブラムシの集団の中で、逆さ向けに止まるゴイシシジミです。
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ヤマトシジミ(大和小灰蝶)。シジミチョウ科ヤマトシジミ属の蝶の一種。ダンダンキキョウの花で吸蜜中でした。
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ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)。シジミチョウ科ウラギンシジミ属の蝶の一種。翅の裏が銀色一色なのが名前の由来です。シジミチョウの仲間ですが、大きさはモンシロチョウと同じくらいの大きさです。翅表の模様の色合いで雌雄が分かるので、じっと待っていたのですが、翅を広げてくれず諦めました。
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モンキアゲハ(紋黄揚羽)。アゲハチョウ科アゲハチョウ属の蝶の一種。日本の蝶の中では、オオゴマダラなどと並ぶ最大級の蝶です。
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山の渓流沿いの砂利地に吸水に来たモンキアゲハです。
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クロアゲハ(黒揚羽)。アゲハチョウ科アゲハチョウ属の蝶の一種。山地から都市周辺の様々な場所で見られます。後翅にオレンジ色の斑紋が見られ、オスには白帯もあります。
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ルリタテハ(瑠璃立羽)の幼虫。タテハチョウ科ルリタテハ属の蝶の一種。久しぶりに林の中のサルトリイバラの葉で育つ幼虫と出会いました。我が家のオニユリやホトトギスの葉も大きくなり、今年も産卵に来てくれるのを心待ちにしています。
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イチモンジチョウ(一文字蝶)。タテハチョウ科オオイチモンジ属の蝶の一種。低山の広葉樹林や草原に生息し、花によく来るほか湿地や腐果にも集まります。スイカズラの花に吸蜜あるいは産卵に来ていたのですが、カメラを出したら、近くの樹木の葉へ移動して一服してしまいました。
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山地では、まだまだ テングチョウ(天狗蝶)が乱舞していました。タテハチョウ科テングチョウ属の蝶の一種。
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ニワハンミョウ(庭斑猫)。オサムシ科ハンミョウ属の昆虫の一種。全国の平地から山地にかけての日当たりの良い場所に生息します。前回取り上げたハンミョウ(ナミハンミョウとも呼ばれる)は、カラフルで美しいですが、ニワハンミョウは地味な色合いです。しかし、じっくり見ますと、背中は微妙に変化する青や緑の光沢を帯びていて白い斑紋もあり、脚には赤味を帯びた光沢もあって、ハンミョウとは一味違う趣があります。
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ハンミョウと生態は殆ど一緒です。この日はご機嫌が良かったのか、山道でしばらく私の道案内を努めてくれました。
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コクワガタ(小鍬形)。クワガタムシ科オオクワガタ属の甲虫の一種。生駒では早くもコクワガタが活動中でした。