某湿原に湿地性特有の生物たち(トンボや花)を訪ねに行きました。今回は動物編~2種類のトンボです。
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ハッチョウトンボ(
八丁蜻蛉)の雄。トンボ科ハッチョウトンボ属のトンボの一種。写真で見ると大きく見えますが、「日本一小さなトンボ」で、世界的にも最小の部類に属します。体長は僅か 2cm(17-21mm) 程です。水が滲み出しているような湿地、特にサギソウやトキソウ、モウセンゴケなどが生育する、ごく浅い水域の環境を好みます。
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ハッチョウトンボは、国際自然保護連合(IUCN)により、レッドリストの軽度懸念(LC)の指定を受けています。日本国内では33都府県でRDBに指定されています。
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近畿地区でのRDB状況‥大阪府:絶滅危惧Ⅰ類、兵庫県・奈良県:絶滅危惧Ⅱ類、京都府・和歌山県:準絶滅危惧種。
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食虫植物・モウセンゴケの上でも平気で飛び回ったり休息しています。他の虫たちがモウセンゴケに捕捉されていました。ハッチョウトンボのような小さな虫では捕まると、まず助からないと思うのですが捕まった姿は見当たりませんでした。
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ハッチョウトンボの雌。真っ赤な体色の派手な雄に比べると、雌は地味な茶褐色で、腹部に黄と黒の横縞があります。
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ハッチョウトンボの交尾。雄は小さな縄張りを持っていて、雌がやって来るのを待っています。
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茎の上方にハッチョウトンボ、茎の下方にキイトトンボが止まっています。
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キイトトンボ(黄糸蜻蛉)。イトトンボ科キイトトンボ属のトンボの一種。体長は 30-40mm ほどで、ハッチョウトンボの2倍近くあります。イトトンボとしては、かなり凶暴な一面を持っていて、他のイトトンボを捕まえて食べることがあります。ハッチョウトンボ同様に、池や沼などの湿地に生息しています。レモンイエローの体色と淡いグリーンの目が綺麗です。
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全国10都府県でRDBに指定されています。近畿地方のRDB状況‥大阪府:準絶滅危惧種です。

梅雨の合間の晴天を見極めて、毎度の如く「思い立ったが吉日・即行動タイプ」なので、2日ほど山登りに行ってきました。もう1日居たかったのですが、天気予報では雨になりそうとのことで、21日深夜に戻って来ました。22日未明から全国的に大雨・暴風となり各地は大荒れ、2日で切り上げての帰宅は大正解でした。2つの山の記録や、山で出会った多くの山野草については、近いうちにアップいたします。