初夏のウォークや山歩きで、出会った花たちです。
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ツチアケビ(土通草)。ラン科ツチアケビ属の多年草で腐生植物。日本固有種で、別名はヤマシャクジョウ(山錫杖)と云います。某山で早くから芽生えを見ていたのですが、仲々蕾が開かず、3回目に訪ねてみたときに、ようやく2-3分咲きになっていたのを写真に撮りました。
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閉花後、秋に真っ赤に熟し、ウィンナーソーセージが何本も垂れ下がったような果実をつけるのを、地表に出来たアケビに例えて、ツチアケビと名付けられました。およそ、このような花から、そのような果実が出来るとは想像もできないところが、ツチアケビの魅力です。ツチアケビの実は → こちら をご覧ください。
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特異な果実の方が有名ですが、なんのなんの、この黄金色に輝く花の美しさも特筆物です。やはりランの花です。
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群生するツチアケビ。山中でこのような株と幾つも出会いました。全国17都府県でRDBに指定されています。近畿地方のRDB状況‥京都府・奈良県:準絶滅危惧種。
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ケムラサキニガナ(毛紫苦菜)。キク科アキノノゲシ属の多年草。先日、ブロ友の「多摩NTの住人様」のブログで、ケムラサキニガナと云うのがあることを教えてもらいました。ムラサキニガナとばかり思っていた、この写真を改めて見直しますと、頭花の軸部など上部の各所に顕著な腺毛が見られましたので、ケムラサキニガナとしました。ケムラサキニガナはムラサキニガナの変種です。
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トゲヂシャ(刺萵苣)。キク科アキノノゲシ属の越年草。ヨーロッパ原産で、花の形は同属のムラサキニガナと似ています。
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トゲヂシャの葉。葉っぱが水平にならず垂直に付く何とも不思議な植物です。
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ワルナスビ(悪茄子)。ナス科ワルナスビ属の多年草。北米原産の帰化種で、これも刺が多く、
一度生えると完全に駆除するのが難しい、嫌われ者です。一時、近くの公園で見られたのですが、駆除されたようで昨年は見なかったのですが、今年は見事に復活していました。
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アメリカイヌホオズキ(亜米利加
犬酸漿)。ナス科ナス属の一年草。よく似たイヌホオズキの花柄は交互にズレて出ますが、アメリカイヌホオズキの花柄はほぼ1点から出ます。実が出来ると見分けはもっと簡単ですね。
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ミゾカクシ(
溝隠)。キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。日本全国、田の畦など湿った場所に生息します。花は上二弁と下三弁の唇形です。アゼムシロとも呼ばれます。
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ミゾホオズキ(溝酸漿)。ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草。全国の山地の渓流脇や湿った場所に自生します。花期は6-8月で、上部の葉腋から花柄を出して、黄色い5弁花を1つだけ付けます。
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ノビル(野蒜)。ヒガンバナ科ネギ属の多年草。全国の畦道や堤防に自生します。5-6月頃、葉と同じ太さの花茎を出し、頂端にネギ坊主状の花序を作りまする。
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花序には2つの形態があり、花を形成せずに無性芽である「むかご」のみをつけるものと、花を付け、むかごも作るものの2タイプがあります。花を付けず「むかご」だけを作るものが殆どで、花を付けるものは少なくて、花を見つけると、つい写真に撮っています。