里地で見られる野草たちです。
kurumabana01
クルマバナ(
車花)。シソ科トウバナ属の多年草。全国の草地に生息します。花期は7-9月。茎先に花穂をつけ、数段離れて車状に仮輪をつけます。花冠は紅紫色で、長さ6-10mm、上唇は小型で浅く2裂し、下唇は大型で深く3裂し、花冠外側に細かい毛が生え、花冠内側には赤い斑点があります。
kurumabana02
クルマバナはトウバナ属なので、トウバナやイヌトウバナとよく似ています。
クルマバナの花は赤っぽくて、萼も紅紫色を帯びているのが違いです。
yabukanzou
ヤブカンゾウ(
藪萱草)。ススキノキ科ワスレグサ属の多年草。全国の土手や畦に自生します。
7-8月頃に、茎頂にユリに似た八重咲きの橙赤色の花を咲かせます。 3倍体のため結実せず、匍匐茎(ランナー)を出して増えていきます。ノカンゾウ(野萱草)と似ていますが、ノカンゾウは一重咲きです。
oonisikisou
オオニシキソウ(大錦草)。トウダイグサ科ニシキソウ属の一年草。米国原産で、本州以南に自生します。茎は直立もしくは斜上します
konisikisou
コニシキソウ(小錦草)
トウダイグサ科ニシキソウ属の一年草。米国原産で、全国各地の道端などに自生します。茎は地面を這っています。この写真では鮮明でありませんが、葉の表面に暗紫色の斑紋が付いています。
areti_matuyoi
アレチマツヨイグサ(
荒地待宵草)。アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。マツヨイグサの仲間では一番多く、北海道を除く全国の道端や土手に自生します。これは朝日が昇ったあとに撮りましたので萎む寸前ですが、花びらはハート型で仲々綺麗です。メマツヨイグサ(雌待宵草)とも呼ばれます。
ko_matuyoi01
コマツヨイグサ(
小待宵草)。アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。全国の道端や土手に自生します。草丈は低く地表を這うように広がっています。外来生物法により要注意外来生物に指定されています。
ko_matuyoi02
朝露に濡れたコマツヨイグサの花びら。花びらが透き通ったように見えたり、水滴が幻想的に見えます。
hirugao
ヒルガオ(昼顔)。ヒルガオ科ヒルガオ属のツル性多年草。全国の日当たりの良い野原に生息します。
hekusokazura
ヘクソカズラ(
屁糞葛)。アカバナ科ヘクソカズラ属のツル性多年草。日本全国に自生します。葉や茎に悪臭があることから、屁屎葛の名がある、不憫な名前を付けられた植物の一つです。
nagae_komikansou
家の庭に見知らぬ野草が芽を出していたので、見守っていたら、先日1-2mm程の小さな花を咲かせました。これはコミカンソウに似ているナと調べたら、ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)と分かりました。コミカンソウ科コミカンソウ属の一年草。一時、ブラジルコミカンソウと呼ばれた時もありましたが、原産地がブラジルでなく、インド洋のマスカリン諸島と分かり、ナガエコミカンソウと名前が変わったそうです。
nagae_komikansou02
コミカンソウは秋に橙色の
小さなミカンのような実を付けますが、この実はどんな色の実になるのか確認したくなり、しばらく抜かずに置くつもりです。本来、熱帯から亜熱帯地方の植物ですが、今や地球温暖化・ヒートアイランド化につれて、日本の大都市周辺に急速に広がっているようですので、実の色が確認出来たら処分する予定です。
omodaka01
オモダカ(
沢瀉・面高)。オモダカ科オモダカ属の水生植物。日本各地の水田や湿地に自生します。
omodaka02
独特の矢尻型の葉が特徴のオモダカ。花茎の下方に雌花(写真では もう果実になっている)、上方に雄花を付けます。
nejibana
ネジバナ(
捩花)。ラン科ネジバナ属の多年草。花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲くので「ねじれた花」が名前の語源です。ねじれ方には、右巻きと左巻きの両方があり、その比率は5分5分だそうですが、中にはねじれない花もあります。ねじれ花なのにねじれないヒネクレモノ、これこそ根性が超ねじれたネジバナなんでしょうが、ここでは見られませんでした。