★社団法人・日本オオカミ協会主催 「東吉野村 オオカミ・ミュージアム」 8/26
ウォーキングや歴史探索を長年一緒に行動してきた親友。体調もほぼ回復し、時々短い距離を選んでは一緒に歩いています。丁度、面白そうな予約制企画があったので、決め打ちで2名一緒に勝手に申し込んでおき、予約承諾の返答が来てから彼を誘ってみました。予想通り二つ返事でOKでした。当日は朝から車で奈良県東吉野村へ向いました。
会場は東吉野村・「ふるさと村」の中にあるホタルの館です。講演会は午後1時30分からでしたので、午前中は大宇陀周辺の古社寺を訪ね、石仏などを見て時間過ごしをしたあと、「ふるさと村」へ向かいました。
ウォーキングや歴史探索を長年一緒に行動してきた親友。体調もほぼ回復し、時々短い距離を選んでは一緒に歩いています。丁度、面白そうな予約制企画があったので、決め打ちで2名一緒に勝手に申し込んでおき、予約承諾の返答が来てから彼を誘ってみました。予想通り二つ返事でOKでした。当日は朝から車で奈良県東吉野村へ向いました。
会場は東吉野村・「ふるさと村」の中にあるホタルの館です。講演会は午後1時30分からでしたので、午前中は大宇陀周辺の古社寺を訪ね、石仏などを見て時間過ごしをしたあと、「ふるさと村」へ向かいました。
講演会が始まるまでの間、展示されているオオカミ関係の資料を見て廻りました。丁度、対馬でカワウソが見つかったニュースの直後でしたので、「カワウソ発見おめでとう」の張り紙とともに、南方熊楠がニホンカワウソ最後の確認地である高知を訪れた時の資料なども展示されていました。対馬のカワウソは韓国から流れ着いたヨーロッパカワウソでなければ大発見となるのですが‥調査結果が待たれますね。
2013年、東吉野村・村会議員有志が、ロンドン自然史博物館を訪れ、ここに保存されているニホンオオカミの標本を確認しに行った時の記録が展示されていました。
★大阪市・大念仏寺 「幽霊博物館」見学 8/27
前日にオオカミ講演を一緒に聴講した親友に加えて、今日は山友のH氏も加えて3人で大阪に向いました。今回は残暑払いということで、最初は大念仏寺に行き、一年に一回だけ公開される幽霊を見て、肝(キモ)を冷やします。そのあと、次は居酒屋に行き、生ビールを飲んで、喉と身体を冷やします。肝と喉と身体を一度に冷やしたら、暑さも忘れてスッキリするやろ!と云う、バカな発想です。
各々乗車する駅が違いますので、JR大和路線・加茂駅9時11分始発の3361K快速電車に乗ることにして、車内で合流することにしました。ウシロから3両目の車両で集合でしたが、約1名が見当たりません。乗換時間に4分も?余裕があったので、駅でパンフレットを物色していたら乗り遅れたそうです。仕方なく降車駅まで先に行って、アトの電車で来るのを待ちました。
今日は近鉄ハイキングの企画でも、この「幽霊博物館」に来る予定なので、この大集団がやってくる前に入場しておかないと、長時間待たされる恐れがあります。運よく彼らよりも先に到着して15分程の待ち時間で入場することが出来ました。
こんな幽霊たちの掛け軸が沢山並んでいます。屋内は撮影禁止ですので、昔もらったパンフレットからの転載です。今年、新しくもらったパンフレットは安物のコピー版で、写真も小さくて黒潰れしていて何が写っているのか分からない代物でした。まぁ拝観料も取らないので仕方がありません。展示されている大広間のクーラーはよく効いていて身体だけは冷えましたが、幽霊はもう何回も見ているので、怖いこともなくなり、肝心のキモが冷えません。
ゆっくり見物して外に出てきたら、恐れていた近鉄ウォーク参加者たちが次々にやってきて、待合所の行列が一気に増えました。ウォーク友達のNさんの顔も見えましたので、話をすると、Nさんもコースの途中をカットして、急いでここに駆けつけたということです。この調子ではあと30分もすると何時間待ちにもなりそうです。
このあとはJR駅まで戻り、駅前の居酒屋で、昼食代わりに、たっぷりと生ビールなどを飲食しながら、長時間、雑談に興じました。肝(きも)は冷えず、お腹(なか)と懐(ふところ)だけが冷えた一日でした。
2013年、東吉野村・村会議員有志が、ロンドン自然史博物館を訪れ、ここに保存されているニホンオオカミの標本を確認しに行った時の記録が展示されていました。
明治38年(1905)、東吉野村で捕獲された最後のニホンオオカミが、この博物館に保管されています。
ニホンオオカミの標本は非公開です。視察団のために特別に見せてもらえたそうです。博物館では標本はガラスケースに入れられ、温度・湿度・光が厳重に管理された室内で保管されていました。膨大な標本を抱えるロンドン自然史博物館ですが、たった1匹のニホンオオカミのために、このように長年にわたって厳重に管理されてきたことに、英国の偉大さと云うか、この博物館の権威の高さを感じ、敬服いたしました。
108年ぶりに故郷・東吉野村の人々と出会ったニホンオオカミでした。
講演会は午後1時30分から4時まで行われました。オオカミに関心のある人たち50人ほどが全国から集まりました。演題は、①オオカミとシカ、②南方熊楠とニホンオオカミ、③オオカミと人間、の三題でした。演題の詳細は省略しますが、いずれもオオカミがいなくなったことから生じている生態系の乱れと、オオカミ保護や復活にかける世界各国の動きでした。
「東吉野村に残るオオカミの話(明治期の古老の話)」を紹介しておきます。興味があれば写真の文面をお読みください。
①オオカミが人間の恩に報いる話です:オオカミが人間の小便を飲む訳(わけ)は?‥‥尿に含まれる塩分補給!
②オオカミが人間の恩に報いる話です:怪我をしたオオカミを助けてやった人への、オオカミからのお礼は?‥‥猪1頭。
③いわゆる 送りオオカミの話です:オオカミが人間に付き添って家まで送ってくれる訳(わけ)は?‥‥塩欲しさ!
オオカミは賢くて、決して人間を襲うことはありません。今、日本でもアメリカのオオカミ導入成功事例を参考にして、ハイイロオオカミ(ニホンオオカミもハイイロオオカミの亜種でした)を導入して、山の生態系を取り戻そうとする動きが出ていますが、今回はオオカミに関する知識を学ぶ良い機会でした。
★大阪市・大念仏寺 「幽霊博物館」見学 8/27
前日にオオカミ講演を一緒に聴講した親友に加えて、今日は山友のH氏も加えて3人で大阪に向いました。今回は残暑払いということで、最初は大念仏寺に行き、一年に一回だけ公開される幽霊を見て、肝(キモ)を冷やします。そのあと、次は居酒屋に行き、生ビールを飲んで、喉と身体を冷やします。肝と喉と身体を一度に冷やしたら、暑さも忘れてスッキリするやろ!と云う、バカな発想です。
各々乗車する駅が違いますので、JR大和路線・加茂駅9時11分始発の3361K快速電車に乗ることにして、車内で合流することにしました。ウシロから3両目の車両で集合でしたが、約1名が見当たりません。乗換時間に4分も?余裕があったので、駅でパンフレットを物色していたら乗り遅れたそうです。仕方なく降車駅まで先に行って、アトの電車で来るのを待ちました。
今日は近鉄ハイキングの企画でも、この「幽霊博物館」に来る予定なので、この大集団がやってくる前に入場しておかないと、長時間待たされる恐れがあります。運よく彼らよりも先に到着して15分程の待ち時間で入場することが出来ました。
こんな幽霊たちの掛け軸が沢山並んでいます。屋内は撮影禁止ですので、昔もらったパンフレットからの転載です。今年、新しくもらったパンフレットは安物のコピー版で、写真も小さくて黒潰れしていて何が写っているのか分からない代物でした。まぁ拝観料も取らないので仕方がありません。展示されている大広間のクーラーはよく効いていて身体だけは冷えましたが、幽霊はもう何回も見ているので、怖いこともなくなり、肝心のキモが冷えません。
ゆっくり見物して外に出てきたら、恐れていた近鉄ウォーク参加者たちが次々にやってきて、待合所の行列が一気に増えました。ウォーク友達のNさんの顔も見えましたので、話をすると、Nさんもコースの途中をカットして、急いでここに駆けつけたということです。この調子ではあと30分もすると何時間待ちにもなりそうです。
キモが冷えないので、もう一つお寺を巡りました。全興寺の地獄堂の閻魔大王と地獄の恐ろしい世界を見にいきましたが、やはりキモが冷えないので、入口の露店・かき氷屋さんでマンゴーシロップのカキ氷を食べて身体を冷やしました。料金は遅れてきた人がお詫びとして奢ってくれました。持つべきものは友人ですね。
コメント
コメント一覧 (6)
生態系の頂点がいなくなるとこのようになるという見本でしょうか。
幽霊博物館にはうまく滑り込めましたね。
狼の方の方言は強烈で読むのに苦労しました(-_-;)
幽霊博物館というのがあるんですね、びっくりしました。
コメント有難うございます。
仰るとおり「オオカミがいたらシカの被害は抑えられた」と思います。日本のハンターも年々高齢化し狩猟者が激減しており、シカ・イノシシ・サルなどの増加を抑えることが出来ない状況です。アメリカでもオオカミが全滅しシカなどが激増して、カナダからオオカミをもらって野生に放したら、数年後に動物たちの生息数のバランスが取れて、生態系が元に戻ったそうです。
コメント有難うございます。
江戸末期から明治時代は、全国どこでも地元言葉が主流で、方言もきつかったようですね。このオオカミ話も、当時の古老が話をした通りに、そのまま書きとどめたものだそうです。私も読むのに時間がかかりました。鹿児島弁だったら、さっぱり分からなかったでしょうね。幽霊博物館は常設ではなく、この日一日だけの寺の企画ですが、話のネタにもう4回ほど訪れました。
コメント有難うございます。
彼は一番気の合う仲間でしたので、再び一緒に行動できるだけで嬉しいです。ニホンオオカミについては、記録も少なくて、当時の人たちの口伝も殆ど残っていませんので、こうした数少ない話を聞いて想像を膨らますしかないようです。大神様の名の通り、人間から見れば怖いながらも敬いたくなるような存在だったことだけは確かなようですね。