新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
初詣や初歩きの時に出会った、正月にお馴染みの花や実、縁起の良い植物などを取り上げてみました。
boke
カンボケ(寒木瓜)。バラ科ボケ属の落葉樹。普通のボケの花は3-5月が花期ですが、カンボケは初冬から春まで、少しづつ咲きます。
sosin_roubai
ソシンロウバイ(素心蝋梅)。ロウバイ科ロウバイ属の中国原産の落葉樹。花期は1-2月。花被片がロウ細工のようだから「蝋」、ウメと同様に早春に咲くので「梅」、一般的なロウバイは花の中が赤色を帯びますが、ソシンロウバイは花の中も同じ透き通った黄色なので「素心」、が名前の由来です。
asebi
アセビ(馬酔木)。ツツジ科アセビ属の常緑樹。花期は2-4月ですが、この地では早い時には12月中旬過ぎから花が咲き出すのですが、今年はお正月明けでも幾つかの花しか見られず、やはりこの冬は例年より寒いようです。
manryou
縁起物の植物から。マンリョウ(万両)。サクラソウ科マンリョウ属の常緑樹。
senryou
センリョウ(千両)。センリョウ科センリョウ属の常緑樹。
karatatibana
ヒャクリョウ(百両)とも呼ばれる カラタチバナ(唐橘)。カラタチバナは、なかなか見る機会が少なくて、今年も見ることが出来ませんでした。写真は2年前の2016年2月に撮影したものです。
yabukouji
ジュウリョウ(十両)とも呼ばれる ヤブコウジ(藪柑子)。サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑樹。
turu_aridoosi
ツルアリドオシ(蔓蟻通し)。アカネ科ツルアリドオシ属の常緑多年草。
nanten
ナンテン(南天)。メギ科ナンテン属の常緑樹。
ナンテンは「難を転ずる」という災厄を避けると信じられている縁起のいい木です。写真では、葉も真っ赤に紅葉しています。普通、紅葉する木は落葉樹で、葉が落ちる前の一時期だけ紅葉しますが、常緑樹でありながら、冬の間ずっと紅葉している木も幾つかあり、ナンテンはその代表とも云えます。ナンテンの葉が紅葉するかしないかは、植えてある場所や土壌の成分等々が関係しているそうです。
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シロミナンテン(白実南天)。メギ科ナンテン属の常緑樹。名前の通り、白い実(どちらかと云えば黄色い実)を付けます。ナンテンの変種(園芸種)で、シロミナンテンの葉は紅葉しません。
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ヒイラギモチ(柊黐)。モチノキ科モチノキ属の常緑樹。別名は シナヒイラギ(支那柊)。
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ウラジロ(裏白)。シダ植物門ウラジロ科に属するシダの一種。葉は
お正月の注連縄や鏡餅と一緒に飾られます。縁起が良いとされる理由は、名前の通り、葉の裏が白く、日本では古くから白色は清めの象徴とか潔白の現われだと考えられていること、葉(正しくは羽片)が必ず一対になっていることから夫婦円満の象徴、並びに「裏が白い=共に白髪が生えるまで」という願いが込められていること、また一対の羽片(親夫婦)から、新たに一対の羽片(子夫婦)が生まれてきて、毎年繰り返されることから「家系・子孫繁栄」であること等々です。写真は、一対の羽片から、次の一対の羽片が生まれてくるのが分かりやすい、5月の新芽の時期に撮影したウラジロです。
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ユズリハ(譲葉、交譲木)。ユズリハ科ユズリハ属の常緑樹。葉は互生し、厚くて大形の狭長楕円形で、色は濃緑色。葉柄は赤みを帯びています。春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することが名前の由来です。その様子が、親(古い葉)と子(若い葉)が世代交代を繰り返し、代々家が続いていく(木が成長していく)と云う「子孫繁栄」に見立てられ、縁起の良い木とされ、正月の飾りや庭木に用いられています。