★シルバー健康ウォーク4月例会「高尾山」4/6
3月下旬の暖かさが嘘のように、4月に入ってからは肌寒い日が多くなり、天候もパッとしません。今月の例会予定日(4/6)も雨予想で、参加するかどうか迷ったのですが、幹事さんからわざわざ「降雨は夕方からになりそうですので実施します」と云う連絡があり、出席することにしました。
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当日は近鉄・大阪線・堅下(かたしも)駅に9時50分集合でした。私はJRで柏原駅に行き、そこから歩いて10分強の堅下駅まで行きました。早く行きすぎたので集合時間の30分前に着いてしまいました。通り過ぎる電車などを見て時間過ごしです。写真は昭和53年(1978)にビスタカー3世として登場した近鉄特急「ビスタEX」で、4両編成の中2両が2階建て車両です。翌年にブルーリボン賞を受賞しました。駅前で多数の人間がたむろしては迷惑なので、出欠を神社の境内で行うことにして、先に集まっていた人達だけで神社に移動しました。
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鐸比古鐸比賣(ぬでひこぬでひめ)神社の石鳥居。向こうに見えるのが 高尾山 です。東京にある有名な山の名は「たかおさん」ですが、大阪府柏原市にある山は「たかおやま」と呼びます。神社は山の山麓にあります。
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鐸比古鐸比賣神社の拝殿で全員が集まるまで待機していますと、予想を裏切ってポツポツと小雨が降って来ました。雨は夕方からだったのでは、と云っても、今更どうしようもありません。
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最後の人たちも到着して出欠をとった後、雨も小康状態なので登ることになり、10時15分スタートです。
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途中の視界の開けたところから見た眺望。右手後方に阿倍野ハルカスが霞んでいました。
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「南パノラマ展望台」で小休止です。小雨は小康状態ですが、いつ降ってくるか分からない状態です。
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30分ほど歩くと信貴山(しぎさん)へと繋がる自動車道に出てきました。前方左手にチラッと見えるのが「見晴らし展望台」の東屋です。雨がいつ降り出すか分からないので、頂上に行きたい人だけ先に登ることになりました。高尾山は低い山ですが、結構坂道がきつく、特に頂上直下の道は岩と急坂なので、自信のない人は登らず、この東屋で昼食となりました。私は登頂組で、そのまま頂上へと向いました。
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頂上への分岐道には鳥居が立っているはずですが見当たらず、しばらく進むと、鐸比古大神と云う標識があり、そこが分岐点でした。
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滑りやすい山道で、ロープが張られています。
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安全を確かめながら登って行きます。
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11時 高尾山頂上(277.6m)に到着。ここで登頂組は昼食としました。食事の途中で雨が降り出してきて、山頂には三角点があるはずなのですが、探すヒマもなく早々に下山することにしました。ちなみに見付けられなかった高尾山の三角点情報は、点名:高神(たかがみ)、種別等級:3等三角点、標高:277.56mです。あとから推測すると、左手前の大きな岩盤の後方にあったようです。
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先ほど鐸比古大神の石標があった分岐点で、登頂組と非登頂組が合流して下山を急ぎます。
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急坂の場所では木の階段が設けられています。左は上から見下した階段、右は下から見上げた階段です。
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雨は相変わらず降ったり止んだりです。とにかく下山を急ぎます。
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12時過ぎ、鐸比古鐸比賣神社の石鳥居まで戻ってきて、ここで解散となりました。お昼に解散となった、こんなに早い行事終了は初めてでしたが、雨が本降りになる前に終了したのは何よりでした。JR柏原駅に戻る途中の、長瀬川のもりわき橋から見たアクアロード柏原です。昔は大和川の本流はこの川でしたが、大和川の流路変更・改修で、今は静かな水路となり、川の中には大きな鯉がたくさん泳いでいました。JR大和路線に乗り込んだ頃には本格的な雨となっていました。本日の歩程は、JR柏原駅から高尾山を一周して、JR柏原駅まで 6.8kmでした。