今年は花暦的には異常気象のようで、開花時期が総じて例年より2週間くらい早い気がします。そこで、昨年は7月下旬頃に満開だったヤマユリでしたので、今年は昨年より2週間早い7月上旬に幾つかの山へ探しに行ったのですが、全く探し当てることが出来ず、見事に空振りに終わりました。出直すのもイヤだったのですが、ササユリ同様、ヤマユリも毎年見ておきたい花でしたので、今度は昨年と同じ時期に合わせて再び出かけました。結果は丁度花期の盛りだったようで、幾つかの訪ねたポイントでは多くのヤマユリたちと出会うことが出来ました。
ヤマユリ(山百合)。ユリ科ユリ属の多年草。主たる自生地は関東地方だそうですが、分布的には近畿地方以北に自生します。近畿では自生地がある程度限られていますが、私の知る範囲では、それなりに各地各所で見ることが出来ます。山地の林縁など山で咲くのでヤマユリと名付けられました。ヤマユリは日本特産種で、日本産のユリとしてはかなり大型の花を咲かせます。
ヤマユリ(山百合)。ユリ科ユリ属の多年草。主たる自生地は関東地方だそうですが、分布的には近畿地方以北に自生します。近畿では自生地がある程度限られていますが、私の知る範囲では、それなりに各地各所で見ることが出来ます。山地の林縁など山で咲くのでヤマユリと名付けられました。ヤマユリは日本特産種で、日本産のユリとしてはかなり大型の花を咲かせます。
山の奥手に咲いていたヤマユリたち。ここは近づけなくて望遠レンズで確認し撮影するだけでしたが、ここなら見つかることも少ないのかも‥と妙に安心感もありました。
草むらの中に身を潜めるように咲いているヤマユリや‥
なんとか顔だけは見せたいと頑張っているヤマユリもありました。
とにかく花が大きいので、目立ち過ぎるのも悲しい定めです。
二人娘に‥
三人娘‥
多姉妹娘も、いました。
毅然と前を向くもの‥
凛々しく直立するもの、多姉妹すぎて頭(花)の重さで倒れているもの‥
これは、ちょっと花も終わりに近かったようです。
幾つかのポイントを訪ねてみましたが、例年並みの数を見られたので安心しました。
ササユリが可憐な「ユリのお姫様」なら、ヤマユリは華麗な「ユリの女王様」です。今年も両方に出会えて良かったです。
草むらの中に身を潜めるように咲いているヤマユリや‥
なんとか顔だけは見せたいと頑張っているヤマユリもありました。
とにかく花が大きいので、目立ち過ぎるのも悲しい定めです。
二人娘に‥
三人娘‥
多姉妹娘も、いました。
毅然と前を向くもの‥
凛々しく直立するもの、多姉妹すぎて頭(花)の重さで倒れているもの‥
これは、ちょっと花も終わりに近かったようです。
幾つかのポイントを訪ねてみましたが、例年並みの数を見られたので安心しました。
ササユリが可憐な「ユリのお姫様」なら、ヤマユリは華麗な「ユリの女王様」です。今年も両方に出会えて良かったです。
コメント
コメント一覧 (10)
まだ見ぬユリです。
低山では無理なのでしょうか?
私はまだ一度も見たことがありませんが、こんな花に出あったら、思わず叫んでしまいそうです。
目立たないところで危害が与えられないようにひっそりと生きていますね。
一度見てみたいですね。
時期があるので逃してしまいそうですね。
コメント有難うございます。
ヤマユリの大きな花を見ますと、やはり日本のユリは世界最高だと思います。明治時代に世界各国がこの日本のユリに目をつけて、日本の山や里からヤマユリやササユリが掘り出されて輸出されました。このため一気に減少したと云われています。
コメント有難うございます。
ヤマユリの魅力はその大きな花でしょうね。日本は世界の中でも最も魅力的なユリの自生国で、明治期には日本のユリの球根が各地で掘り出されて、世界に売られていきました。カサブランカもヤマユリを交配して作り出された園芸種です。
コメント有難うございます。
日本のユリは世界的にも自慢できる素晴らしいものです。特にヤマユリの豪華さは見る人を圧倒しますね。オリエンタルハイブリッドと呼ばれる園芸種のユリは、優美な色彩とよく整った大輪の香り高い花が特徴で世界の愛好家を魅了しています。このオリエンタルハイブリッドの原種(親)となったのが、このヤマユリをはじめとする日本のユリたちでした。ヤマユリも今年は時期を過ぎましたが、ぜひ機会があれば見に行ってください。
コメント有難うございます。
ヤマユリは、仰るように「豪華で存在感」がありますね。関東には多いそうなので羨ましいです。
残念ながら京都府では「絶滅」で、当地近くでは見られないのですが、大阪、奈良、滋賀、三重などでは見ることが出来ます。
コメント有難うございます。
滋賀県湖西地区に関西最大の「びわ湖箱館山ゆり園」があります。私も友人と5年くらい前に行ったのですが、50種250万輪の園芸ユリを見ても、仰るように「沢山咲いて豪華」と云うだけで、感激はありませんでした。数は少なくても、やはり自然下で見るササユリやヤマユリは最高です。