最近、出会った花や実です。
キチジョウソウ(吉祥草)。キジカクシ科キチジョウソウ属の常緑多年草。花期は9-10月頃で、2回ほど山に探しにいったのですが、群生はしていたものの、何故か花が見られませんでした。今年はダメと諦めていたのですが、ふと、我が家でも昔、植木鉢に植えて、日のあたらぬ所に放っておいたのを思い出し、見に行ったところ、植木鉢から飛び出して側溝で根を張っていた中に、花を咲かせていたのがありました。花期はほぼ終わっており、最後の花穂でした。
何の世話もせず、放ったらかしでも、生命力が強くて、どんどん地下茎を伸ばします。所々に根を出して、そこから新たに葉や花茎を出していました。根元には咲き終わった花が、赤熟した実に変わっていました。
キッコウハグマ(亀甲白熊)。キク科モミジハグマ属の多年草。これも2回ほど山に探しに行ったのですが、1回目は群生していたものの、全て閉鎖花でした。2回目の別の場所では開放花が少しだけ咲いていたのですが、カメラも私の腕もボケていて、ピンボケの写真で使い物になりません。もう時期的にもダメと諦めていた時に、JRハイクに参加して三重県をウォーキングした時に、某所で沢山咲いているのに遭遇しました。これぞ天の恵みと撮ったのですが、やはりピン甘でした。
赤い実のそばでは、まだ花も幾つか咲いていました。
つい先日、当住宅地の近くを散策していたら、田の畦で リンドウ(竜胆)の小さな花が咲いていました。草刈りに遭ったのでしょうか、背丈が非常に低い状態でした。ここでリンドウに出会うのは5年ぶりくらいです。全滅したと思っていましたので、嬉しい再会でした。
リンドウのすぐ近くでは、タツナミソウ(立浪草)も数株、花茎を立ち上げ、花を咲かせていました。
庭の植木鉢から退治したはずの、ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)が5-6株、背を伸ばしていました。コミカンソウ科ナガエコミカンソウ属の小低木ないし草本。別名はブラジル・コミカンソウ。2mmほどの小さな果実を次々に付けては、落ちて又新しい芽を出しているようで、仲々手強い相手です。
★園芸種を幾つか。
コウテイダリア(皇帝ダリア)。キク科テンジクボタン(ダリア)属の多年草。メキシコから中米にかけてが原産地です。日が短くならないと花芽が出来ないので、開花は11月下旬頃からと、とても遅く、この時期、最も良く目立つ花です。よく成長すると背丈は5m以上になるものもあり、コダチ(木立ち)ダリア とも呼ばれます。
シコンノボタン(紫紺野牡丹)。ノボタン科ティボウキナ(シコンノボタン)属の常緑低木。中南米原産で、花期は8-11月ですが、暖かい場所であれば冬でも僅かながら咲き続けます。南国産にしては耐寒性がある花です。
トラデスカンティア・シラモンタナ。最近、民家の庭先などでよく見かける園芸種です。ツユクサ科ムラサキツユクサ属の常緑多年草でメキシコ原産です。全体に白い柔毛で被われ、ツル性で地面を這って広がります。秋にローズピンクの花を咲かせます。
ブライダル・ベール。ツユクサ科ギバシス属の多年草でメキシコ原産です。英名は タヒチアン・ブライダル・ベール だったのですが、日本では端折って ブライダル・ベール と呼ばれました。1950年代に渡来して来ましたので、一時よく見られましたが、最近は余り目にすることが少なくなりました。カスミ草のような小さな白い花がとても可愛いです。久しぶりに出会いましたので取り上げてみました。
アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)。リュウゼツラン科ユッカ属の常緑低木。細長く鋭利な刀のような葉が多数集合して放射状に広がった中心部から、長い花茎が真っ直ぐに伸びて分枝し、その各枝に多数の大きな下向きの純白の花をつけます。よく似たキミガヨランは、背丈がより高く、葉が柔らかいので葉が途中から垂れ下がります。
キッコウハグマ(亀甲白熊)。キク科モミジハグマ属の多年草。これも2回ほど山に探しに行ったのですが、1回目は群生していたものの、全て閉鎖花でした。2回目の別の場所では開放花が少しだけ咲いていたのですが、カメラも私の腕もボケていて、ピンボケの写真で使い物になりません。もう時期的にもダメと諦めていた時に、JRハイクに参加して三重県をウォーキングした時に、某所で沢山咲いているのに遭遇しました。これぞ天の恵みと撮ったのですが、やはりピン甘でした。
いい被写体は沢山あったのですが、いい写真に撮れていません。どうも最近、カメラの「マクロ」の調子がよくないようで、これでは、お先「マックロ」です。
ツルリンドウ(蔓竜胆)の赤い実 があちこちで見られ始めました。例年よりも数が少ないです。赤い実のそばでは、まだ花も幾つか咲いていました。
つい先日、当住宅地の近くを散策していたら、田の畦で リンドウ(竜胆)の小さな花が咲いていました。草刈りに遭ったのでしょうか、背丈が非常に低い状態でした。ここでリンドウに出会うのは5年ぶりくらいです。全滅したと思っていましたので、嬉しい再会でした。
リンドウのすぐ近くでは、タツナミソウ(立浪草)も数株、花茎を立ち上げ、花を咲かせていました。
庭の植木鉢から退治したはずの、ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)が5-6株、背を伸ばしていました。コミカンソウ科ナガエコミカンソウ属の小低木ないし草本。別名はブラジル・コミカンソウ。2mmほどの小さな果実を次々に付けては、落ちて又新しい芽を出しているようで、仲々手強い相手です。
★園芸種を幾つか。
コウテイダリア(皇帝ダリア)。キク科テンジクボタン(ダリア)属の多年草。メキシコから中米にかけてが原産地です。日が短くならないと花芽が出来ないので、開花は11月下旬頃からと、とても遅く、この時期、最も良く目立つ花です。よく成長すると背丈は5m以上になるものもあり、コダチ(木立ち)ダリア とも呼ばれます。
シコンノボタン(紫紺野牡丹)。ノボタン科ティボウキナ(シコンノボタン)属の常緑低木。中南米原産で、花期は8-11月ですが、暖かい場所であれば冬でも僅かながら咲き続けます。南国産にしては耐寒性がある花です。
トラデスカンティア・シラモンタナ。最近、民家の庭先などでよく見かける園芸種です。ツユクサ科ムラサキツユクサ属の常緑多年草でメキシコ原産です。全体に白い柔毛で被われ、ツル性で地面を這って広がります。秋にローズピンクの花を咲かせます。
ブライダル・ベール。ツユクサ科ギバシス属の多年草でメキシコ原産です。英名は タヒチアン・ブライダル・ベール だったのですが、日本では端折って ブライダル・ベール と呼ばれました。1950年代に渡来して来ましたので、一時よく見られましたが、最近は余り目にすることが少なくなりました。カスミ草のような小さな白い花がとても可愛いです。久しぶりに出会いましたので取り上げてみました。
アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)。リュウゼツラン科ユッカ属の常緑低木。細長く鋭利な刀のような葉が多数集合して放射状に広がった中心部から、長い花茎が真っ直ぐに伸びて分枝し、その各枝に多数の大きな下向きの純白の花をつけます。よく似たキミガヨランは、背丈がより高く、葉が柔らかいので葉が途中から垂れ下がります。
コメント
コメント一覧 (6)
一度切ったのですが、切り株からまた生えています。
葉の先の棘が痛いので、棘だけ切り落としています。
花が咲くまで結構な時間が必要のようですね。
キチジョウソウは縁起の良い名前をもらってますね。
弱いのかと思えば野生のたくましさも持ち合わせているのですね。
コメント有難うございます。
アツバキミガヨランは、生命力が強く下手に抜いたりすると、ちぎれた根から次々と再生してかえって数を増やしてしまう結果にもなるという話です。一度根をおろすと仲々根絶が難しいようで、長崎県の福江島など野生化している地区がかなりあるそうです。花が咲くまでは時間がかかるのですね、知りませんでした。
コメント有難うございます。
園芸種は余り関心がないのですが、珍しいものや、よく見かけるようなものは、せめて名前くらいは知っておきたいと図鑑と見比べながら検索しています。半分以上は名前がわからず、お蔵入りしています。キチジョウソウは、昔、当地の山に沢山自生していましたので、2株ほどを持ち帰り、植木鉢で育てていましたが、いつの間にか忘れてしまい、放ったらかしでした。側溝のあちこちに根をおろしていて、仲々逞しい輩です。
コメント有難うございます。
今回のキッコウハグマとの出会いは、物事は一度や二度では当てにならないが、三度目には期待通りになると云う、まさに「三度目の正直」でした。仰るように「小さくて薄暗い」のはピント合わせが難しいです。カメラも私の目も悪くなっているせいでもあります。