散策中に出会った野鳥たちです。おまけは、幾つか見かけた冬の自然現象です。
カワラヒワ(河原鶸)。アトリ科ヒワ属の鳥の一種。日本ではほぼ全域に分布する留鳥です。全体的に黄褐色で翼に混じる黄色が特徴的です。
カワラヒワ(河原鶸)。アトリ科ヒワ属の鳥の一種。日本ではほぼ全域に分布する留鳥です。全体的に黄褐色で翼に混じる黄色が特徴的です。
カワラヒワのペア。左がメスで、体の色が全体的に淡くて、緑色味が少ないです。右がオスで、体の色は濃いオリーブグリーンです。
別の場所で見かけたカワラヒワ。ペアでしょうかか(逆光気味だったので少し色補正しました)。
ムクドリ(椋鳥)。ムクドリ科ムクドリ属の鳥の一種。全国に分布する留鳥です。ヒヨドリより一回り小さくて、嘴と足が黄色です。
主に水辺に住みますが、水辺が近くにある場所ならば草地や市街地などでも見られます。
ハクセキレイ(白鶺鴒)。セキレイ科セキレイ属の鳥の一種。セグロセキレイと似ていますが、全体が白と黒と灰色の3色からなります。白い顔に、黒い過眼線(眼を通る細い黒線)が入っています。
★冬に見る自然現象
天使の梯子(はしご)。太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象で、専門用語では 薄明光線(はくめいこうせん)と云うそうです。特に空気の澄んだ秋から冬にかけ見られることが多いですが、条件が整えば季節を問わず見ることができます。時間帯別では、太陽の角度が低くなる早朝および夕方に多く見られます。世界中の人々から美しい自然現象として認識されていて、天使の梯子の他にも、ヤコブの梯子、ゴッドレイ、レンブラント光線、等々の呼び名があります。
別の場所で見かけたカワラヒワ。ペアでしょうかか(逆光気味だったので少し色補正しました)。
ムクドリ(椋鳥)。ムクドリ科ムクドリ属の鳥の一種。全国に分布する留鳥です。ヒヨドリより一回り小さくて、嘴と足が黄色です。
ヒヨドリ(鵯)。ヒヨドリ科ヒヨドリ属の鳥の一種。日本では留鳥として普通に見られます。他の鳥を押しのけて食べ物を独占するなど嫌われ者扱いですが、日本固有種なので、海外のバードウォッチャーにとっては憧れの鳥の1つだそうです。
ツグミ(鶇)。ツグミ科ツグミ属の鳥の一種。秋に越冬のために日本に飛来します。見かけるのは樹上や電線の上ばかりで、まだ地上に下りたった姿には出会えていません。
セグロセキレイ(背黒鶺鴒)。セキレイ科セキレイ属の鳥の一種。全体が白と黒の2色模様で、頭から背中にかけてと胸は黒色で、頭の黒色の中に額の白色が良く目立ちます。ツグミ(鶇)。ツグミ科ツグミ属の鳥の一種。秋に越冬のために日本に飛来します。見かけるのは樹上や電線の上ばかりで、まだ地上に下りたった姿には出会えていません。
主に水辺に住みますが、水辺が近くにある場所ならば草地や市街地などでも見られます。
ハクセキレイ(白鶺鴒)。セキレイ科セキレイ属の鳥の一種。セグロセキレイと似ていますが、全体が白と黒と灰色の3色からなります。白い顔に、黒い過眼線(眼を通る細い黒線)が入っています。
★冬に見る自然現象
天使の梯子(はしご)。太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象で、専門用語では 薄明光線(はくめいこうせん)と云うそうです。特に空気の澄んだ秋から冬にかけ見られることが多いですが、条件が整えば季節を問わず見ることができます。時間帯別では、太陽の角度が低くなる早朝および夕方に多く見られます。世界中の人々から美しい自然現象として認識されていて、天使の梯子の他にも、ヤコブの梯子、ゴッドレイ、レンブラント光線、等々の呼び名があります。
地霧(じぎり)。この時期、田畑から立ちのぼる湯気のことで、地表から2mくらいまでの低いところにかかる霧です。多くは、地面付近の放射冷却が原因で起こります。冬の朝の抒情詩とも云える現象です。
氷結した池 の中で泳ぐ鯉。「寒いやろな」と思うのですが、案外そうでもないようです。この時期、氷に穴を開けて釣りをする「ワカサギ釣り」が有名ですが、この釣りは氷がびっしり湖面を塞(ふさ)ぐまでは釣れないのだそうです。氷が水と上空の冷たい空気を遮断することで、かえって水中の温度は安定して、魚が活気を取り戻しエサに食いつくのだそうです。これは先日、諏訪湖のワカサギ釣りのTVニュースで言ってました。
枯れススキの上空にかかる 鰯雲(いわしぐも)。雲の一種である巻積雲(けんせきうん)のことで、白色で陰影のない、非常に小さな雲片が多数の群れをなし、集まって魚の鱗(うろこ)や水面の波のような形状をしています。鱗雲(うろこぐも)とか、さば雲とも呼ばれ、秋の代表的な雲として知られていますが、秋に限らず広い地域で、ほぼ年中見られます。氷結した池 の中で泳ぐ鯉。「寒いやろな」と思うのですが、案外そうでもないようです。この時期、氷に穴を開けて釣りをする「ワカサギ釣り」が有名ですが、この釣りは氷がびっしり湖面を塞(ふさ)ぐまでは釣れないのだそうです。氷が水と上空の冷たい空気を遮断することで、かえって水中の温度は安定して、魚が活気を取り戻しエサに食いつくのだそうです。これは先日、諏訪湖のワカサギ釣りのTVニュースで言ってました。
コメント
コメント一覧 (10)
岩手県にいた時、夜明け前に出かけて猛烈な寒さの中で氷に
名を開けてワカサギつ入りに行ったのを思い出します。
今思えば-20度の世界へよく出かけたなと思います。
次回出会ったら、気を付けて観察したいと思います(^_-)-☆
コメント有難うございます。
天使の梯子は、時々見かけますね。この時も肉眼ではとてもキレイに見えたのですが、写真に撮ってみると今一つでした。
-20度とは凄いですね。魚を釣る前に身体が凍ってしまいそうです。ワカサギ釣りの経験はありませんが、ワカサギのテンプラは大好きです。
コメント有難うございます。
私も今まではカワラヒワの雌雄については気にしていませんでした。今回写真を見て、かなり羽色が違うようでしたので、念のためNETで調べてみたら、体色の薄いのはメスのようだとの感触を得ました。先般の貴ブログでのアオジも、メスの方が体色が薄いように思いました。
姿も綺麗で、そこそこ目にする鳥の中では好きな鳥の一つです。
オス、メスの区別は知りませんでした。
コメント有難うございます。
私も今まではカワラヒワの雌雄については知りませんでした。撮った写真を見ていて微妙に2羽の羽色が違うのに気が付いて、NETで調べてみたらメスの方が体色が薄いと知りました。キリコロコロと鳴くのですね(鳥の鳴き声を文字で表わすのは難しいですね)。
”天使の梯子”なんてポエムですね ほっこりする言葉の威力 ジワ~と楽しいです!
コメント有難うございます。
イワシ雲は出現しても短時間で消えてしまうことが多いので、見逃しているかもです。この時も20分ほど後には姿を消していました。
当地は田畑が多いので、寒い日の朝日が昇りはじめる頃から地霧がよく見られます。
コメント有難うございます。
日本は四季がはっきりしていて、それぞれに趣があっていいですね。仰るように、自然豊かな日本に生まれて良かったです。
天使の梯子とか薄明光線と入力して、NET画像を検索しますと、芸術作品のような素晴らしい光景が見られますよ。