近郊を散策中に出会った野鳥たちです。
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アトリ(花鶏)。アトリ科アトリ属の鳥の一種。日本には冬鳥としてシベリアから渡来してきます。写真は 雄(オス)だと思います。頭部がメスよりも黒くて、胸の橙色も鮮やかで、腹から下は白く、燕尾(M字)状の尾が特徴です。アトリは大群で飛来することが多く、冬の枯れ木にアトリの大群が止まった姿は、あたかも花が咲いたように見えるそうで、これが漢字「花鶏(かけい)」の由来となっています。
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アトリは、古事記や日本書記の時代から知られる古い鳥の一つ。江戸時代、京都の嵯峨野に大群のアトリが飛来し話題になったとの記録があるそうです。そのアトリを見ようと多くの見物客が訪れ、茶店まで出来たと云います。古くからアトリは、花鳥風月を愛でる鳥の一つであった証しでしょう。
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シジュウカラ(四十雀)も、地上に降りて採餌している姿が見られるようになりました。
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小さな丸い目が可愛いです。
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立て込んだ枝の狭い隙間から、首をかしげて、こちらを見ています。
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こちらではロープに止まって、首をかしげていました。
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ハクセキレイ(白鶺鴒)までも、こちらを向いて首をかしげています。「首をかしげる」のは、写真を撮られる時の「はいチーズ!」の鳥流のポーズなんですかねぇ。
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ツグミ(鶇)も、地上で採餌中でした。
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どこかに食べ物ないかなぁ。
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大きな木の二股部分に、コゲラ(小啄木鳥)がいました。
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虫探しで、盛んに木を突(つつ)いていました。
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やがて、羽を広げて‥‥何処かに飛び去ってしまいました。