椿見物第2弾は友人を誘って、「椿を愛でる会」を開催中であった京都市右京区の平岡八幡宮と、北区にある地蔵院を訪ねました。最初に訪れた平岡八幡宮は高雄山神護寺の守護神として、弘法大師(空海)が創建した山城国最古の八幡宮で、白玉椿伝説が残る樹齢200年の白椿などがあります。本殿天井の有名な「花天井」は撮影禁止ですので案内看板を見て想像してください。

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 境内の椿の写真です。数が多いのでまとめています。

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 次の写真の白い椿が「白玉椿」伝説で有名な「一水椿」です。赤い椿は宮司さんの話によると”おしべとめしべの根元の色までが赤い藪椿”で、珍しいものだそうです。

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 境内受付で拝観料を支払った時に、お神酒を頂き、また帰りには休憩所で梅入りのお茶も頂きましたが、飲む方が先になって写真を撮るのを忘れてしまいました。休憩所にはガラス鉢に椿の花を浮かべたものが、あちこちに置かれていて、まさに「椿を愛でる会」にふさわしい演出でした。

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 その後、京都の北野まで戻り、椿寺とも云われる地蔵院を訪れました。豊臣秀吉が寄進したといわれる「五色八重散椿」がありましたが初代は惜しくも枯死し、現在は樹齢120年の二世がその命を受けついでいます。薄桃色や白色等に咲き分ける五色の八重椿で、花ごと落ちず花びらが一枚づつ散っていくのが特徴です。首が落ちない椿として武将には大事にされたようです。また境内には忠臣蔵で有名な天野屋利兵衛の墓もあります。

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 本日はここで椿は打ち上げ。直ぐ近くの平野神社では「桜花祭」を開催中ということで、いろいろな種類の桜のお花見を楽しみました。

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 更にお隣の北野天満宮にも足を伸ばしました。天神さんでは幾つかの残り梅を見ることが出来ました。
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 本日は椿・桜・梅の見物と盛り沢山の一日でした。京都五花街の一つ、上七軒の歌舞練場では、丁度「北野をどり」の最終日でした。