当ブログは、私がウォーキングや遊びに出掛けた際の、その時その瞬間に、私の目にとまり、関心を抱いたもの~対象物(関心事)~をカメラで写し撮り、その写真に、ほんの少しコメントを添えた、個人的な記録集といったものであります。 

 好奇心だけは旺盛ですから、あらゆるものに関心が向いてしまうのですが、とりわけ動植物や歴史的な遺跡に出会ってしまうと、足が止まってしまいます。でも「百聞は一見に如かず」です。本物を、あるいはありのままの事実というものを、自分の目で見て確かめる、そんな姿勢だけは人生何十年、ずっと貫いてきました(蛇足ですが、特に絵画などは絶対に本物を見ないと駄目と思っています。良さも感動も生まれてきません)。そして今は、年のせいで、印象が薄れたり、忘れてしまわないためにも、写真にも残すようにしています。 

 写真に添えたコメントは、ちょっとした感想と必要最少限の情報のみです。それは、ウォーキング等で立寄った先の名所史跡・寺社仏閣についての学術的説明や、あるいは道すがら出会った動植物についての詳細な解説などは、とうていシロウトの私の識見の及ぶ範囲ではないからです。従って、知ったかぶりや知識の受け売りは極力避けていきたいと思っています。もし、それらについて詳しくお知りになりたい時は、ネットで検索していただければ、それこそ膨大かつ詳細な情報を瞬時に入手することが出来るでしょうから。 

 また、植物については、園芸品種の花や農作物も時々写真に収めていますが、やはりメインは山や野に自生している植物です。「雑草なんてない、野草もみんな名前があります」と云う話を聞いたことがあります。園芸品種のように、もてはやされ、カラフルで派手な花を咲かせるわけでもなく、人に振り返って見てもらえることも少なく、山野でヒッソリと咲いている、そんな花が愛(いと)おしくてなりません。野草と云えども、みんなそれぞれの与えられた境遇の中で、自分らしく精一杯生きている、その証(あかし)というか記録を、残したいと思っています。○年○月○日に間違いなく、この場所で私の目にとまり、出会った事実の記録ですから、特に季節感のないものというか、花の季節でもないものも含まれています。写真を撮る時はいつも、「キレイにとってあげたいから、ちょっとだけいい顔してね」と、心に唱えながら山野草と向きあっています。

 尚、植物の撮影地は管理された場所~公園や境内・庭園など~以外は詳細は記していません。ササユリのように乱獲されて姿を見られなくなるのを懸念してのことです。また当地は平成の合併で、京都府相楽郡木津町・加茂町・山城町の3町が合併して木津川市となりました。そのため本来なら木津川市とだけ記すべきところですが、旧町名がわかるように木津川市木津と云うように便宜上記しています。 

 最後に、当ブログ内で公開している写真は、特に出処を明記して掲載した写真を除いては、すべて bell3 が自ら撮影したもので、著作権は bell3 にあります。これらの写真は bell3 の承諾無く無断で使用することは固くお断りいたします。