春満喫と、あちらこちらのウォーキングや植物観察に顔を出していたら、早くも６月になっていました。椿とササユリが大好きな私にとっては、６月は「ササユリ」の月です。今年も昨年同様に、京都府下と大阪府下の山地（自生地）を訪ね、可憐な姿と濃厚な芳香をたっぷりと味わってきました。お花畑ではなく、半日陰の雑木林の中でポツンと咲いているその気高い姿こそ、山野草の女王と呼んでも差し支えないと思います。
★ササユリ～京都府下の某山地を訪ねて。
寒かった冬でも、暖かかった冬でも、ササユリは毎年6月10日前後には、見事なまでに開花時を忘れることなく、花を咲かせます。今年度は私的には6月中旬から所要があって、山に行けませんので、少し早めにササユリを見に行くことにしました。まずは京都府下の自生地を訪れました。
いきなり、幾つかのササユリの姿が目に入ってきました。
この清楚なピンクの横顔がたまりませんね。
背を向けて咲いていても、バックシャンです。
横に廻って、そっと見てみました。もうササユリ、最高ですっ！
★ササユリ～大阪府下の某山地を訪ねて。
大阪の山友達が先月末位から山に入っては、ササユリ情報をいろいろ提供してくれていました。蕾固しが蕾ふくらむになり、6月8日頃には、かなり開花していそう、との情報が来ました。梅雨入りも間近なので、雨が降る前に、その8日に山で落ち合うことにして出掛けることにしました。
昨年は賑やかな５人娘や７人娘も見られましたが、今年は訪ねたのが早かったせいか、３人娘が最多でした。
この立ち姿も素敵ですね。
本当に沢山のササユリと、今年も出会うことが出来ました。でも昨年よりは少なくなっているような気がしたのは私だけではなかったようです。帰宅後ニュースで、関西も本日から梅雨入りしたと発表がありました。友人の梅雨入りする前に山へ行こうと云う読みはバッチシでした。友人に感謝です！
コメント
コメント一覧 (6)
スゴ過ぎます、
ササユリがもう？ですか？もうなんですね。
まさに撮りたて旬のササユリ
ダイスキなんですよ
友人の旦那さんが水墨画でササユリを･･･
真っ先に譲っていただきました。
ササユリに初めて出合ったのは、
学園前の大和文華館の庭園で、でした。
遠くの方から眺めてでも大満足でした。
花株少ない気がしましたが 来年に期待して そっと立ち去りました。
自然でのササユリ、少なくなりましたね。昔は薪や炭を得るために、定期的に木を伐採し下草を刈っていたのが、薪や炭の需要がなくなり、森林が荒れ放題になってきたのが、減少の一番の理由だそうです。ササユリが育ち、7年後に花を咲かすためには、毎年、一定時期に地面に光が当たる環境が必要なんです。自然勝手に咲いているように見えて、実は裏側ではそうした人間の環境整備に支えられていたのですね。ぜひ素敵なササユリと出会ってくださいね。
ご覧頂き有難うございます。「これこそササユリ」という写真を撮るのは本当に難しいですね。沢山のササユリと出会っているのに、その美しさを十分に引き出してやれない自分の腕が情けないです。いつも山野草の情報ありがとう！これからもよろしくね。
気品、芳香、可憐、まさに山野草の女王ですね。
横顔あり、凛とした立ち姿あり、今咲くよあり、２人娘３人娘あり
ササユリの虜になった私を満足させてくれました。
美しい写真 ありがとう
ご覧頂き有難うございます。大阪府下での山行では、もう三桁を数えるぐらいたっぷりと見せてもらいました。昨日も地元の山行でササユリと2回も出会い、今年も十分過ぎるくらい堪能させてもらいました。来年はぜひ一緒にササユリ散策に行きましょう！