周囲に背丈の高い草がなく、日当たりのいい所に生えるアマナ(甘菜)。川の堤防や田畑の畔で見られますが、ご他聞に漏れずアマナもすっかり数少なくなりました。私が知っている自生地の、その中で一番大きな群生地が、昨年一晩でゴッソリ盗掘されてしまうということが起こりました。これだけ大量に盗掘するのは、悪質な業者の仕業であったと思われます。彼らはホームページやブログなどネット上を検索し、情報を探し回っているようですので、私自身も含めてこうした植物に関する情報発信は、十分気をつけねばならないと、いつも身が引き締まる思いです。
花は小さなチューリップに似て、チューリップ同様に夏には姿を消してしまうスプリング・エフェメラルです。
コメント
コメント一覧 (2)
アマナが可憐に咲いていますね。
ネット検索で情報を探し回るとは、けしからん輩ですね。
撮影地などの表記は気をつけなければいけませんね。
3月下旬から一気に、色々開花しだしました。とりあえず写真に収めて、必要なものはタイミングをずらすなどしながら、アップしていくつもりです。
情報化社会の悪用ですね。先輩から撮影地だすなら市町村レベルまで、出来れば都道府県で留めて置くのが一番と、昔聞いたことがあります。