昨年、当地で初めて出会ったハナハマセンブリ(花浜千振)。25年程前に日本で発見された外来種が、とうとうこの地にも来たと思いました(私が知らなかっただけで当地にはもっと早く来ていたのかもしれませんが…)。それが草刈にあって早々に姿を消してしまいました。先日、ウォーキングの道筋で、昨年見たハナハマより花びらは丸みがあり、花も少し大きいように思えた花に出会ったので、「これはベニバナセンブリ(紅花千振)ではないか」と写真に収めました。ベニバナとハナハマは大変良く似ていますので、調べてみますと、見分けるポイントは「花期に地表の葉がロゼット状態であるかどうか」だそうです。写真は撮ったけど地表の葉など確認していません。仕方なく後日そちらの方面に出掛けた際、改めて地表部分の葉を確認してみました。結果はロゼット状態でなく、下の葉は殆ど枯れてなくなっていましたので、残念ながらベニバナではなくてハナハマでした。

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 このハナハマセンブリは日本中、広範囲に分布しているようですが、ベニバナセンブリの分布はごく一部に限られているそうです。

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 背丈は膝丈くらい(50-60cm)で、なかなか美しい花です。

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 道端を華やかに飾ってくれていますので、咲き終わるまで今年は草刈を待って欲しいですね。