皆さんのブログを閲覧していますと、エッ!この花がもう咲いているの?と、開花時期を教えてもらうことが多々あります。過去の記憶を頼りに、○○花なら東の方で見られたはずと、必然、ウォークも東方向になりますし、南の方で見たことがあれば、歩くのも南の方へと足が向いてしまいます。先日はウラシマソウが載っていましたので、こちらでも確認してみたくて近郊の山を歩いてみました。
ウラシマソウ(浦島草)。サトイモ科テンナンショウ属の多年草です。肉穂花序は葉の下につき、大型の仏炎苞に包まれています。舷部は広卵形で先が尖り、開花の進展とともに垂れ下がってきます。肉穂花序の先端の付属体は釣り糸状に長く伸長し、これを浦島太郎の持つ釣竿の釣り糸に見立てたのが、和名の由来です。
根際から生える葉は通常1枚で、長い柄を伸ばして直立し、鳥足状に切れ込み、大きな傘のようです。
花序から付属体が細長いひも状になって伸び上がり、途中から垂れ下がります。
花の後にはトウモロコシのような果実をつけ、秋には真っ赤に熟します。勿論、サトイモ科といえども、テンナンショウ属の植物ですから、有毒で口にすることは出来ません。 このあたりも同属のマムシグサ(蝮草)とよく似ています。
コメント
コメント一覧 (8)
山の公園で見るマムシグサは緑色とこの様な色とが有ります。
図鑑を見ても道程が難しそうです。
今度写したときに見てください。
皆さんのブログからの開花情報は自分の観察計画に役立ちますね。
皆様のブログでこちらも「観察をしなきゃ」と思うことは再三あります。でもこの野草は無理なようです。出会ったこともありません。今日は久しぶりに晴れましたので気になっていたモミジバフウを観察してきます。
あー これは 知っています!
マムシグサだったかもしれませんが・・・^^;;
秋に見たので、トウモロコシのような果実が真っ赤に熟していました♪(^^)
コメント有難うございます。
ウラシマソウは1種ですが、マムシグサは色々種類があってややこしいですね。
マムシグサの場合は、仏炎苞の色、舷部(仏炎苞上部)の形状、仏炎苞の中の花穂の色と大きさ、葉と仏炎苞との上下位置関係などなどが、同定の決め手となるようです。
マムシグサを見つけたら、上記のような視点から、色々写真を撮っておく必要がありそうです。
コメント有難うございます。
ウラシマソウの形状はユニークですね。テンナンショウの好きな人は結構おられるようで、ユキモチソウやウラシマソウ、マムシグサ等々を育てておられます。
皆さんの開花情報は大変参考になりますね。
コメント有難うございます。
動植物は、その土地・土地で、生息環境も違いますから、自分のフィールド観察が一番です。
モミジバフウも、当地では見られず、楽しみにしていますね。
コメント有難うございます。
テンナンショウの仲間は、良く似ていて迷いますね。
果実(トウモロコシ)が出来てからでは、とても判断がつきません。 花の時期でメッコを付けるしかありませんね。ウラシマソウは長い釣り糸がありますので、安易です。