最近の、近郊の里山散策などで出会った蝶々たちです。蝶々以外に出会った小動物のおまけ付きです。

●蝶々たち

Kmizuiro_onaga01

 ミズイロオナガシジミ(水色尾長小灰蝶)。この蝶は日中の活動は不活発なようで、コナラなどの樹上の葉陰とか、その周辺の下草の葉陰で休んでいることが多く、そっと近寄れば殆ど逃げられることもなく、撮影は比較的容易です。問題は出会う頻度が余り多くないことです。

mizuiro_onaga02

 こちらは別の場所で出会ったミズイロオナガシジミ。やはり樹木の下草、地上50cmほどの所で休んでいました。

akasijimi

 アカシジミ(赤小灰蝶)。これも里山の樹木の下草にとまって休んでいました。

kurohikage01

 クロヒカゲ(黒日陰)。里山樹林の、どちらかと云えば暗い場所でよく飛び回っています。

kurohikage02

 日当たりのいい葉の上で休んでいたクロヒカゲ。

kitateha01

 キタテハ(黄立羽) は吸蜜中‥

hiodosi01

 ヒオドシチョウ(緋縅蝶) は日向ぼっこ中‥

hiodosi02

 ヒオドシチョウの翅表は、とても地味で、枯葉の中で翅を閉じていると殆どわかりません。

midorihyoumon

 ミドリヒョウモン(緑豹紋)の雄

Kinmonga

 キンモンガ(金紋蛾)。黒と黄色の派手な蛾で、まるで蝶のようです、里山ではよく見かけます。

Ga_fumei
 これも里山で時々出会う蛾ですが、名前は知りません。 追記 : く~ちゃん様から ウメエダシャク(梅枝尺) と教えていただきました。有難うございました。

●おまけ

Yamakagasi

 ヤマカガシ(山楝蛇)。頭の後方の黄色の帯が特徴です。胸回り(胴体上部)も赤色を帯びていて、日本の蛇では結構カラフルなタイプです。

Simahebi

 シマヘビ(縞蛇)。農家の軽トラに頭を轢かれて断末魔に苦しんでいました。蛇さん、農家の軽トラには十分注意しましょう。ところで、今年はまだマムシに遭遇しておらず、幸運と云えば幸運なのですが、ちょっと会ってみたい気もしないではありません。

Fumei_tori
 ピン甘の鳥です。名前がわかりません。

Kiji

 鳥はコンデジでは仲々撮れないので諦めていることが多いのですが、奈良の高取で、久しぶりに キジ(雉子) に出会いました。畑のど真ん中にいたのですが、コンデジを出すのに手間取っている間に、林の中に入ってしまいました。首から一眼レフをぶら下げていた同行者が、いち早く全姿を写していて、自慢たっぷりに写真を見せていました(う~む、不覚をとって誠に残念)。瞬発力に欠けてきた(動作が遅い)ことや、名前が思い出せないことなど、順調に(?)老化の道を歩んでいるようです。