★木津川 山の会 10月例会 「比良山系 武奈ヶ岳登山」 10/11
武奈ヶ岳は、滋賀県大津市にある標高1214mの、比良山系の最高峰です。若い頃には琵琶湖側(東側)からロープウェイやリフトを利用して、2度ほど登頂したことがあるのですが、平成16年(2004)に、リフトとロープウェイ、それに路線バスまでが廃止されてしまい、山頂へのアクセスが大変悪くなってしまいました。今回は京都市側(京阪・出町柳駅)からバスに乗り、大原を越え、滋賀県安曇川上流の「葛川坊村」で下車し、坊村から武奈ヶ岳を目指す西側からのアプローチで、私にとっては初めてのコースでした。
8時55分スタートです。坊村バス停近くの明王院の三宝橋が武奈ヶ岳への登山口です。
すぐに、植林帯の中の険しく急な山道となります。
約1時間強のハーハー、ゼーゼーから解放されて、10時10分、雑木林の尾根筋道に出ました。
このあたりから紅葉が目立ち始めました。山道に散るモミジの落ち葉を踏みしめて‥
歩き始めて2時間強、午前11時、御殿山(標高1097m)山頂 に到達。正面に武奈ヶ岳が姿を現しました。今から歩く西南稜の尾根筋の紅葉が素晴らしいです。
武奈ヶ岳へは一旦、ワサビ峠 へ下って、再び登り返します。
西南稜の気持ちのいい尾根歩き。赤・黄・緑の秋色を楽しみます。
11時45分、武奈ヶ岳(標高:1214m)山頂 に到達です。
生憎の曇天で琵琶湖や遠方の山々の眺望はききませんでしたが、周囲の山々の紅葉を楽しみながらの昼食となりました。
下山は琵琶湖方面に向かいます。
谷に降り、谷筋沿いに下山します。イブルキノコバ を通過‥
八雲ヶ原 のススキの生い茂る湿原地帯を歩き‥
アップダウンを克服すると‥
北比良峠 に到着です(13時40分)。広い空き地のスペースは、以前ここに比良ロープウェイの山上駅があった名残りです。今はケルンと看板があるのみです。西方を振り返ると、コヤマノ岳越しに武奈ヶ岳が僅かに顔を出していました。
東方眼下には、湖西地方と、うっすらと琵琶湖が‥
ダケ道の尾根筋を歩き、谷川を渡り‥
15時20分、大山口に到着。北比良峠と金糞峠への分岐点です。
15時44分、ダンダ坊遺跡に到着。右手の、人達が見えているところが、ゴールのバス停・比良イン谷口です。土休日のみ1日5本だけ運行されるバスの16時発・JR比良駅行きに乗車、比良駅で湖西線に乗り換え帰宅の途につきました。
コース概略:上図(出典:国土地理院1/25000地図に地名等付記)。歩程 11.5km 所要時間 7時間 でした。
コメント
コメント一覧 (4)
今回の最初の球坂を見ただけでうんざりしてしまうんでしょう。
と言いながら先日移動図書館で近郊の山の登山路の本を借りました。
来年は連れて行ってくれる人を探して、飯縄に登ろうと
考えています。
コメント有難うございます。
確かに最初から急坂になると、妙な頑張りをしてしまって、これがバテの原因になってしまうことがあります。身体が慣れてくるまでは、マイペースでゆっくり登ることが大事です。飯縄山は貴ブログで何度か写真を見せてもらっている山ですね。八天狗の中の一人、飯綱三郎天狗の山ですね。チャンスがあれば小生も登ってみたいです。
コメント有難うございます。
仰る通り、足慣らしの区間が欲しいところです。夏場なら一気に汗をかいて、バテてしまったでしょうね。爽やかな季節だったので助かりました。紅葉が素晴らしかったのですが、写真で再現するのは仲々難しいですね、目で見たものと同じ色が出ていません。