花から離れてちょっと一服、当地をウォーク中に出会った鳥や蝶です。
コチドリ(小千鳥)。チドリ科チドリ属。田畑の近くを通る時には、今年もヒバリ(雲雀)の姿を見たくて、目を凝らしているのですが、今もって「声はすれども姿は見えず」です。その田畑の中で、ちょこちょこ動くものが見えました。今日もコンデジしか持って来ていませんでしたが、思い切りズームアップして何枚かシャッターを切ってみました。勿論カメラの小さな画像では何者か分からず、帰宅後パソコンで映し出してみたら、こんな鳥でした。「目玉のまわりに黄色い輪 鳥」と、思ったまま検索してみたら、「コチドリ」がヒットしました。
初めて見た鳥ですが、大きな目が何とも印象的で、いっぺん見たら忘れられない顔です。
ケリ(鳧、計里)。チドリ科タゲリ属。田んぼの脇の水路を、後ろ姿のまま、遠ざかっていく鳥がいて、ちょっと横を向いた時に顔が見えたので、ケリとわかりました。ケリは甲高い声で鳴くので、時々気付くことがあります。丁度今朝(4/29)はNHK-BSPの「にっぽんの里山」で「ケリ」が放送されていました。見通しの良い田んぼの、ど真ん中に巣を作り子育てをするとのことでした。外敵に襲われることよりも、外敵を早く見付けられるからだそうで、卵や幼鳥に近づくヘビを足蹴にして追い払ったり、トビがケリの幼鳥を襲いに来ると、ケリの仲間たちが協同で対抗して、空中戦を展開し、大きなトビを追い払ってしまいました。ケリは集団で強い相手に立ち向かう習性があるそうです。凄い一面を持っている鳥であることを知りました。
電線や木の枝にとまって、「ギーッ」とか「ジーッ」とか云うような独特の鳴き声を出しています。カメラとこの腕のせいで、遠くのものは殆どピン甘で、見られた写真ではなく、没にするつもりだったのですが、散輪坊様のブログで見た奇麗な鳥の写真が、この写真にそっくりでしたので、カワラヒワ(河原鶸)であることがわかりました。
キジバト(雉鳩)。他には、ウグイスヤヒバリは声のみ、ツグミやセグロセキレイは、結構見られました。奈良のブロ友さんの記事では、生駒山中に居たオシドリも4月中旬に北へ帰って行ったそうです。それにしても、毎度のことながら、鳥撮りは難しいです。
スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)だと思います。翅をこれ以上大きく広げてくれませんでした。
こちらのスジグロシロチョウは、産卵中のようでした。
マメ科のナヨクサフジにとまっていた蝶、名前がわかりません。モンキチョウ?それともウスキシロチョウ?
アゲハチョウ(揚羽蝶)。普通に見られるアゲハなので、ナミアゲハ(並揚羽)と呼ばれます。
アカタテハ(赤立翅)。
ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)。
ヒメウラナミジャノメは、今一番よく見られるジャノメチョウです。
カワトンボの一種でしょうが名前は分かりません。蝶や蜻蛉も沢山、姿を見せ始めましたが、名前は分からず、仲々静止もしてくれず、で 写真を撮る気にもなれません。
コメント
コメント一覧 (4)
ケリはまだ見ぬ鳥です。鳥見仲間でも話に出たことが無いです。
蝶も難しいですね。似たようなのが多くて図鑑を見ても名前を
決められないことが多いです。
先日車を運転していて田圃の横へ来たら、ケリが2羽餌探しをしてました。駐車する場所もないので撮影は諦めました。後日機会があれば自転車で行こうと考えてますが、田圃に水が入ると出会うことは無理でしょうね(#^.^#)。
コメント有難うございます。
コトドリは今回初めて見ましたが、これは覚えやすそうな鳥ですね。ただ、当地では、やはり見られる数が少ないような気がします。ケリは当地でも結構見られます。夏場でも見ましたので、留鳥なんでしょうね。
蝶も似たようなものがいますので、小生も図鑑を見れば見る程、頭が混乱して分からなくなります。
コメント有難うございます。
昨日のNHKの放送内容では、ケリは田んぼに水を入れる頃に、土を小高く盛って巣を作るようです。そのあと田植えが始まるのですが、農家の人はわざわざケリの巣の所だけ空けて、田植えをされていました。巣が水没しないように人間の手で更に土を高く盛ってやっていました。無農薬米にすると、どうしても害虫などが増えるので、ケリが害虫を食べてくれるので守っておられるそうです。ケリと人間との共存、まさに里山の風景そのものでした。