ブロ友さん達のブログを見せていただきますと、鳥の写真が多くなってきました。ツバメのように南国に帰っていった鳥と入れ替わりに、シベリアなどの寒冷地から日本に渡ってくる鳥たちが増えてきている時期です。バードウォッチャー(鳥見)にとっては待望の季節を迎えました。鳥見初心者の私も、今シーズン初めての水鳥見物を兼ねて、某地へ歩きに出掛けました。そこで出会った鳥たちです。
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ハシビロガモ(嘴広鴨)のオス。カモ科カモ属の鳥の一種。日本へは冬に飛来してきます。嘴(くちばし)が幅広いのが和名の由来です。英名 shoveler もシャベル型の嘴に由来しています。次列風切の光沢(翼鏡)は緑色で、後肢は橙色です。
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ハシビロガモのメス(上段)。ハシビロガモのオスとメス(下段左)、オスの羽ばたき姿(下段右)。
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いろいろな鳥~コブハクチョウ、カルガモ、アヒル、マガモ~たちが、一緒に群れていました。
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コブハクチョウ(瘤白鳥)。カモ科ハクチョウ属の鳥の一種。本来、日本には分布していない外来種です。この鳥は某所で飼われていたのが、この池に放鳥された、と耳にしたことがあります。もう長年に渡って、この池に住みついている留鳥で、主(ぬし)的存在です。
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マガモのオスとメス(上段)、カルガモ(下段左)、野生化したアヒル(下段右)。アヒル(家鴨)はマガモから改良された種で、マガモと同属ですから、とても仲よしで、マガモが飛来してくると、いつも一緒に行動しています。
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遠くで潜水ばかりしていた水鳥‥、顔を出したところをズームで何とかゲット。私にとっては新参者のようです‥
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写真を引き伸ばして図鑑検索してみたら、カンムリカイツブリ(冠鳰)に間違いなさそうでした。カイツブリ科カンムリカイツブリ属の鳥の一種。首が長く、日本で見られるカイツブリでは一番大きく、冬季には冬羽として冠羽はあまり発達しないそうです。一度潜ると、かなり長時間水面に出てきません。
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朽ちた杭の上で日向ぼっこ中のカワウ(川鵜)たち。ザッと見ただけで30羽以上は居ました。
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写真を1枚撮ったところで、頭を羽毛の中に隠してしまったカモ。そんなことしたら私には名前分からんカモ‥
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こちらは丸太の上で日向ぼっこしていました。茶色いカモは、みんな良く似ていて難しいです。
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ヒドリガモ(
緋鳥鴨)。カモ科マガモ属の鳥の一種。この羽毛の色彩配置は、素人の私には大変分かりやすい特徴です。
訂正:ホシハジロ(
星羽白)だそうです。ブロ友の散輪坊様から教えていただきました。カモ科ハジロ属の鳥の一種。昨冬この鳥に出会っていながら、大変分かりやすいヒドリガモなんて書いて何にも分かっていません。すいませんでした。
ooban
オオバン(大鷭)。クイナ科オオバン属の鳥。目は赤く、全身(羽色)は黒く、上嘴から額(額板)にかけて白い‥私でも簡単に識別できる鳥です。他にダイサギ、アオサギ、カイツブリなどが居ましたが、いい写真が撮れませんでした。
mozu
帰りの樹林で見かけた モズ(百舌鳥)。「モズの高鳴き」で知られる甲高い声で気付きました。
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メジロ(目白) がナンキンハゼの実を盛んに啄んでいました。久しぶりの鳥を探しながらのウォークでしたが、結構色々見ることが出来ました。この先、鳥の数も多くなってきますので、また出掛けてみたいです。