この1ヶ月間に出会った タテハチョウ科(含む・ジャノメチョウ亜科)の蝶たちです。詳しい説明はありません。
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トップバッターは、言うまでもなく 私の大好きな ルリタテハ(瑠璃立羽)君です。まずは美しい翅表です。
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葉の裏陰に止まって暑さを凌(しの)ぐ ルリタテハ翅裏模様 は、まるで焦げた枯葉のようです。敵の目をくらますための保護色ですが、翅表の美しさからは想像も出来ないギャップが なんともいえず、魅力的です。
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樹液に集まる カブトムシルリタテハ。ルリタテハは翅を閉じていて(保護色になって)分かりにくいかも‥。
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相手(カブトムシ)が近付き過ぎると、翅をばたつかせて威嚇します。今風に「ソーシャル・ディスタンスをとっくれ」と言わんばかりです。ルリタテハと同様にオオムラサキも、カブトムシやスズメバチなど強い相手にもひるまず、果敢に立ち向かいますが、今年はまだ 自然下でのオオムラサキとは出会えていないのが残念です。
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この オオムラサキ(大紫) は、飛鳥を散策した時に飛鳥歴史公園で見たものです。ここでは毎年、多くのオオムラサキを育成・羽化させ放蝶されています。大きな小屋の中で羽化してまもないオオムラサキでした。
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アサマイチモンジ(浅間一文字)。イチモンジチョウとの違いは、前翅表側の第3室に明瞭な白斑があります。
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コミスジ(小三筋)と‥
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ホシミスジ(星三筋)。コミスジとよく似ていますが、翅表の三筋の白斑が微妙に違いますし、一番の違いは、後翅の裏側の付け根に小さな黒点(星)模様があることです。これが名前の由来にもなっています。
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ツマグロヒョウモン(褄黒彪紋)。スミレ(パンジーなど)が幼虫の食草なので、ヒョウモンチョウ類の中では、最もよく人家近くで見られます。
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ウラギンヒョウモン(裏銀彪紋)だと思いますが‥。
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ジャノメチョウ(蛇目蝶)。年1回、夏場(7-8月)だけ見られます。
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ヒカゲチョウ(日陰蝶)。ヒカゲチョウの仲間は、名前の通り、陽光を避けて、曇天や夕刻などに日陰(ヒカゲ)でよく飛びまわるのが名前の由来です。
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クロヒカゲ(黒日陰)

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オオヒカゲ(大日陰)。ヒカゲチョウ・クロヒカゲ・オオヒカゲ いずれも、微妙に蛇の目模様が異なっています。
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ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)。ジャノメチョウの仲間のなかでも、小さく愛らしいのでヒメ(姫)、翅の裏側がさざ波のような模様になっているので(裏波)が付きました。

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