椿を訪ねる今年の最後(第3回目)は、奈良県大和郡山市にある「椿寿庵」さんです。個人で公開されているツバキ園で、椿愛好家にはたまらない所です。先代が50年ほど前から趣味で育てられていたものを現在のご主人様が引き継がれて、約千平方mのビニールハウスで展示されています。約千種・六千株があるそうです。訪問した時は奥様と娘様が植え替えなどで多忙な中にもかかわらず、気持ちよく迎えてくださいました。
私などは椿が好きなくせに、品種名はサッパリ覚えられません。ここではキチンと名札を付けていただいていますので、とても有難いです。でも帰宅して写真だけ見ると、もう名前が出てきません。とにかく種類も多いので、写真もまとめてみました。少し訪問時期が遅かったので花の終わったものも沢山あり、写真が撮れたのはほんの一部です。
「デビュタント」「ジュリアフランス」など西洋椿と云うものも結構展示されていて、勉強になりました。日本の椿はどちらかと云えば地味で「侘び」を感じさせますが、西洋椿はまるでバラの花のように派手なものが多く、文化の違いを感じました。個人的には「ダローネガ」と云う品種が黄色い花を咲かせていたのが印象に残りました。














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